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民泊新法施行とその後の動き

民泊新法施行とその後の動き

ご無沙汰しています!
行政書士の安藤です。
6/15に住宅宿泊事業法が施行され、もう6月も終わろとしています。早いもんですね…。
施行日前後はメディアでも新聞やTVはじめ結構取り上げられていましたが、個人的に怒涛のような日々でなかなか情報発信できておりませんでした。

民泊元年と位置付けられ、合法的な民泊の整備が進む一方でOTA側のリスティング強制削除や予約キャンセルで混乱が起こったのも事実ですね。
そして実際に届出~届出番号が交付されるまでを体験した感想としては
「手続きが煩雑で時間がかかる。」
「イニャルコストが建物によって結構かかる。」
というのが正直なところです。
福岡県の担当部署の処理スピードも届出から番号公布まで1週間以上かかっているのが普通のようなので一刻もはやく運営を開始したいホストさんにとってはこの時間も結構もどかしいと思います。
ここで、直近の民泊関連法の変化についてお知らせします!

目次

消防設備について

自動火災報知器の設置において寝室部分などは煙感知器に変更する必要があったところ全て熱感知器で良いと運用が変更になりました。
※あくまで福岡市消防署管内での内部的な通知によって運用変更とのことなので、他の市町村においては未確認です
ただ…火災時の死亡原因で多いのは煙によることが多いようなので、不特定多数の人が使用する民泊の部屋においては予算が許すようでしたら煙感知器の設置をおすすめします。

建築基準法の一部改正

6月27日に建築基準法の一部を改正する法律が公布されました。
改正による目玉としてはやはり用途変更問題ではないでしょうか。
確認申請が必要な特殊建築物の容積率が100㎡から200㎡に変更
ホテルなどの宿泊施設に限らず、福祉施設や飲食店、倉庫などへの用途変更にも適用されるためより既存ストック物件の活用が見込まれます。(法適合は必要)

日本ERI資料より引用

僕は建築士ではないので専門的な話は別にして…
上記交付から3か月以内の施行となっていますが現段階では政省令の公布が未定で、福岡での運用が分からないので様子見ですね。
その他「防火の規定」や「接道に関する規定」など気になるところはたくさんあるのですが、具体的な運用が決まり次第順次お伝えしていきたいと思います!

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