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民泊新法を利用した町おこし①農家民泊

民泊新法を利用した町おこし①農家民泊

昨日の新聞記事に民泊新法を利用した農村民泊を推進されている、みやこ町・築上町での研修会の内容がありました。
住宅宿泊事業法施行によって、空き家や空きアパートなどを利用した民泊が手軽に始められるようになり、合法的に外国人観光客の受け入れができる住宅も増えていくと思います。
その一方で、東京オリンピックパラリンピックの海外選手団のキャンプ地に地方都市の農村地域が選ばれることもあり、地域の特色を生かしたおもてなしを行うなど外部へのアピールができるチャンスでもあります。そんな農村地域での新法利用についてご紹介します。

目次

農村民泊への取り組み

グリーンツーリズム:福岡で研修会「農村民泊のススメ」 6月の民泊新法(住宅宿泊事業法)施行を控え、農村民泊への理解を広げようと、福岡県京築地区の実践農家らを対象にした農村民泊推進研修会が20日、みやこ町豊津公民館であった。行政や農業団体などによる京築地域農業・農村活性化協議会(会長=山田正秀・県行橋農林事務所長)が初めて開き、約40人が参加した。(毎日新聞)https://mainichi.jp/articles/20180121/k00/00e/040/170000c

講演の朝倉グリーンツーリズム協議会では朝倉地域で農村民泊を運営し小中学校の修学旅行の受け入れなどでの成功事例もあるようです。
湯布院・安心院など既に外国人に人気の地域をはじめ九州各地で地域のNPO法人や団体がグリーンツーリズムに取り組まれています。

農家民泊のアイディア

では地域での農家民泊を行うアイディアにはどのようなものがあるのでしょうか?
地域の強みを生かすのが一番ではないでしょうか?その地域でしか体験できないものを生かしたものが他との差別化ともなります。
例えば世界遺産に指定された沖ノ島関連地域や、最近猫の島として海外メディアにも取り上げられている新宮町の相島など既に魅力ある地域+民泊はやりかたにもよると思いますが強いと感じます。また特に目立ったアピールポイントがないといった地域でも、例えば人気の温泉施設があったり、日本人には人気がないが外国人には人気のスポットがあったり、地域限定の名産物などアイディア次第で様々な展開が考えられます。
農村地域では使わなくなった離れなどがある家をご所有の方も多いと思います。新規で物件を探すこともなく、新規開業費用を抑えた農家民泊を運営できることも強みではないでしょうか。新法では家主滞在型であれば、規模にもよりますが消防基準なども少し緩和されています。
運営面ではひとりでは難しいことも地域の方が集まることで管理事務所を共同で立ち上げ運営するなど色々な手段が考えられます。民泊事業を行うにはリネン類の交換や清掃、食事を提供する場合は食事の準備なども必要になってきますので地域の企業と連携をおこなうことで周辺ビジネスも活性化につながると思います。
物や人、土地などまずはその地域を知ってもらうアイディアの考案→観光客を誘致→気に入ってもらう→住みたいと思う人もでてくるという循環ができれば活性化してくると思います。日本では少子高齢化となっていますので、限りがあります。今後は外国人向けの誘致も重要になってくると思います。

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