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福岡市内の民泊可能物件についての考察(2018/1/19)

福岡市内の民泊可能物件についての考察(2018/1/19)

住宅宿泊事業法についてのガイドラインや解釈の解説なども様々なサイトで取り上げられ、同時に新旅館業の施行も予定されており期待と不安が入り混じる今日この頃です。
同時に民泊参入者の悩みとして民泊可能物件が少ないことが挙げられます。特に福岡市内に関しては民泊先進の京都や大阪・東京などと比べると驚くほど物件が少ない状況です。
私も知り合いの不動産オーナーや不動産屋さんに頻繁に連絡を取っていますが、なかなか有益な情報が少ないのが現状です。
最近思う福岡市内での民泊物件について書いてみます。

目次

民泊物件取得パターン考察

180日の民泊新法も固まってきたし、旅館業許可の選択肢もある。これから民泊事業に挑戦してみよう!と思いたった方の民泊物件の取得方法としては主に下記3パターンではないでしょうか?

  1. 民泊可能な賃貸物件を契約する。
  2. 民泊可能なマンション・戸建物件を購入する。
  3. 土地から購入して民泊施設を建築する。

上記3パターン以外にも大家業をしていて所有物件を民泊物件にコンバージョンしたり、空き別荘や法人所有のマンションを新法民泊物件として稼働できないかなどのパターンもあると思いますが新規で始める方や新たに物件見つけて民泊を検討の方を対象として進めます。
今回は「①民泊可能な賃貸を契約する」について思うことをまとめました。
まず民泊物件を探す際に一番に思いつくのがこちらのパターンではないでしょうか?私も以前賃貸管理会社に勤めていた時には、おそらく民泊をしていたであろう物件などもいくつかあり、私自身も法律面の知識があまりなかった時には、「空室で困っている物件も多いから収益が上がるのであれば(迷惑がかからないよう提案すれば)オーナーさんも許可してくれるだろう」と簡単に考えていました。しかし実際には、既に違法民泊が横行しており近隣トラブルを抱えては保健所からの警告を受けて撤退し、また新たな物件で繰り返すなど一部のモラルを守られない方や昨年の民泊ホストによる事件などが大きくメディアに取り上げられ、従来の賃貸経営を重視しているオーナーさんには「民泊=悪いイメージ」が定着していることも事実です。
福岡市の旅館業条例緩和で「民泊解禁!」などとニュースに取り上げられ、全国的には民泊推進のイメージもある福岡ですが、実際のところは賃貸物件を扱う不動産会社も含めそこまで積極的ではないように感じます。(水面下では進んでいるかもしれませんが)
反面、新規参入の代行業者さんや周辺サービスの業者さんも多くなり、徐々に民泊ができる環境の整備はできつつあるようにも思います。
現状厳しい状況ですが、不動産オーナーさんも将来的な人口減少や物件増加に伴う競争激化によって、次の戦略を色々と考えていると思いますので、法整備が進み実績が確認できれば民泊可能物件への転用物件も出回るのではないかと考えています。
以上から、民泊可能賃貸は極めて少ない状況です。

考えうる探し方としては…

・地元の個人不動産屋さんなどから情報を集める
・知り合いに不動産オーナーさんがいれば声をかけてみる
・テナント募集の物件でも民泊ができないか不動産屋さんに確認してみる
・民泊貸し物件の撤退を狙う
などではないでしょうか。いずれにしても地道な情報収集が大事です。
本格的な事業として収益を上げようとお考えでしたらやはり、ある程度の初期投資は必要かと思いますが、まだまだ新しいビジネスである民泊で試験的に運用してみる分には賃貸もいいかもしれません。また需要は天神・博多だけではないという点もぜひ考えてもらいたいです。

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